地域のおばあさんに聞いたお話です。
昔はお遍路さんがよく来られていたそうです。
大津にもお遍路さんが来られました。
ある時、一人のお遍路さんが、地域が栄えてない事に心を痛めて、
ある助言をしてくれたそうです。
それは「サンゴを仕事にしたらいいんじゃないか」と、云うことでした。
その言葉どおり、サンゴを仕事にしたら、大津が発展していったそうです。
そこで、そのお遍路さんを祀り、
祠を作ってお参りをするようになったと云うことです。
今も地域では、氷室天神宮のお祭りの日には、
この祠にもお米とお酒をお供えして、地域で大切に守っています。
何も知らなくって手を合わせていたけれど、
大津の「救い神」みたいな存在ですね。
そんな事を感じながら、
これからもお参りをしたいと思っています。
余談ですが、このお話も、
おばあさんが畑仕事の合間に母親から聞いたと云うことです。
今は、地域の宮守りのような方に伝えているとの事でした。大切ですよね。
忘れられないように伝えていくことが・・・
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