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執筆者の写真叶崎ぱん 夢の

021 大切だなと思う事

更新日:2022年9月21日

あれは10人以上から始まった。体操教室と手芸教室。

しばらく1年以上は続いていたと思う。


突然体調が悪くなって参加できなくなった人や、

諸事情で参加しない人が増えてしまった。


最近では手芸する人は3人ぐらい。それでも我慢強く何とか続けてきた。

コロナや暑さで年老いた方の参加は難しく、夏はお休みしていた。

その時には「少ないんだからもう辞めたら」と他の人に云われた。


体操と交流で元気になってもらいたいと思って始めた教室。


今年も9月に入り、新たに参加をお願いすると断る人ばかり。

一人だけ「手もあがらんけど行ってみようかね。手芸は無理だけどね」と云って快く返事をしていただきました。


やってみると当日は6名の参加。

体操が始まり途中から1名が加わって総勢9名(先生を含めて)。


終わると皆が「良かった!良かった!久しぶりに体操できて良かった」の連発。

痛い腕や腰をかばいながら無理のない程度に動かして、みんなの顔が輝いて見えました。


そして、お茶タイムと次週の作品の紹介などで、和気あいあいのうちに楽しい時間が過ぎていきました。


翌週も特別にお願いして先生に来ていただき、体操と手芸をしました。

無理と云っていたおばさん達も、先生に手伝ってもらいながら可愛い作品を完成させていました。


「何処に飾ろうかね」とか「娘がほしがるんじゃないか」とか嬉しそうに話していました。

笑顔がいっぱいです。


帰りに「また来月も来てね」と云うと「楽しかった、誘ってもらって良かった」と嬉しそうな声が返ってきました。


続けて良かったと今更ながら思いました。

出来ても出来なくっても参加して皆と楽しい時間を過ごすのも、元気の秘訣かと思いました。



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