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執筆者の写真叶崎ぱん 夢の

019 私が出逢った『鹿』

更新日:2022年9月1日

以前に出逢った『鹿』たちについて書いてみました。

突然、鹿の目が脳裏に現れ、誰かに聞いて欲しくって。



【奈良県と三重県の県境にある山、大台ケ原(おおだいがはら)で出逢った鹿】


ハイキングコースを歩いていくと、鹿の被害で枯れ木ばかりになっている場所に出ます。

ふと視線を感じて横を見ると、小鹿を中心に数頭の鹿がいました。


ササを食べていたのでしょうか?

突然の侵入者に驚いたのでしょうか?

するどい視線でこちらを見ています。厳しい自然環境の中で生活している鹿。

初めて見る巨大な鹿2頭、両親でしょうか?

小鹿たちを守るためでしょうか?


あれは突然の侵入者から、子供たちを守るためのよりするどい目。

襲って来るんじゃないかとと感じました。(ゆっくり静かに通り過ぎて無事でした)


初めて見たあの野生の鹿の目は、今も忘れずに残っています。

あまりにも印象が強すぎて20年以上も前の事なのに思い出されます。



【奈良公園の鹿たち】


それに比べて奈良公園の鹿たち、のんびりしていて優しい目。

観光客に慣れ過ぎて平気で近寄ってきます。私たちが行くとお辞儀をしてくれます。


本当は買ったばかりの鹿せんべい狙い、欲しくって愛想を振りまいているのです。

せんべいをあげていると他の鹿も寄ってきておねだり、可愛いですよ。


でも本来は野生動物。

可愛い目をしていても『いつ襲ってくるかも分からないのでご注意を』。



【大津の山に住んでいて野菜の新芽を食べに来る鹿】


夜10時ごろ、変なピィーピィーと鳴き声がしたので見に行くと何もいません。

「これは何かを仲間に知らせているんだ」、主人曰く「安全だよ」と。


真夜中、鹿を一目見ようと鹿の通り道をめざして懐中電灯を持って出かけました。


何かが動く気配がしてよく見ると2頭の目が光って見えました。

更に懐中電灯を振りながら進むと、山のほうに逃げて行ってしまい残念。


翌日畑には鹿の入った跡がありました。一旦は逃げたように見せかけて鹿も知能犯ですね。

本当は私が帰った後からこっそり来て2頭仲良く食事をしていたんですね。アハハ!



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