早いものですね、あれから1年が過ぎました。
1年を振り返って『夢の叶崎ぱん』のあれこれを書いてみようと思います。
令和3年9月19日「夢の叶崎ぱん」の開店日。
こんなに作って余ったらどうしょうか?お客様来てくれるかなあ?とか
色々考えてしまい不安だらけでした。
今に思えば、形も不揃いなあんぱんとクリームぱんだったのに。
地域の方々や友人の応援、叶崎の「叶」の焼印のおかげで無事に完売できました。
ありがたいことです。
今は、ぱんの形もだいぶ良くなったんじゃないかと思っていますが、どうでしょうか?
高知新聞の方が取材に来られました。
このような事も初めての経験です。
ちょっと戸惑いながらも聞かれるままに話をして、オーナーに助けてもらいながら無事に写真にも納まりました。
余談ですが、インタビューで年齢を聞かれて、自分の年齢なんか気にもしていなかったのに、今更ながら改めて歳を感じてしまいました。
ちょっとショックでしたね。
新聞記事が掲載されると嬉しいことがありました。
初めてのお客様から記事の載っている手作りの新聞バッグをいただきました。
その時の嬉しさ。「今もお店に飾っています」と云ったら、その嬉しさがおわかりになるんじゃないかと思います。
まもなくして高知放送の方から電話をいただき、取材に来られるとの事。
またまた初めての経験。あいにくオーナも不在で、一人での取材は不安でした。
でも皆様に助けていただき、緊張しながらもなんとか収録ができました。
叶崎ぱんの「叶」の焼印について聞かれて、
『叶崎観音さまの願いが叶う叶崎』に因み、皆様の願いが叶うようにと焼印を押している事を話しました。
早速、叶崎観音さまに行くことになりました。
大津大橋を歩きながら話をし、景色も撮っていただきました。
天候にも恵まれ、真っ青な大津の海に感動されていたのが嬉しかったです。
その後、高知放送の別の方から生放送の話がありました。
テレビに慣れてきたのか楽しみと不安半分。
叶崎ぱんをまた皆に知っていただけると楽しみに。
いざ本番になると時間どおりにぱんは焼けず、皆にハラハラさせてしまいました。
皆の願いが叶ったのか放送時間内にできて、番組内で食べてもらえて良かったです。
今ではそれも楽しい思い出です。
新聞とテレビで見たということで、遠くは安芸市から5時間もかけて来店されたと聞いて感謝感激。
その後も、愛媛・広島・大阪などから来店していただき嬉しい限りです。
叶崎観音さまのお祭り、めじかの里、海のギャラリー、スノーピーク、おおつきふれあいマーケット、しまんとツタマルシェなど、いくつものイベントにも参加しました。
出店でお買い上げの後、すぐに食べていらっしゃる方から「おいしい~」という声が聞こえたときはすごく嬉しかったですね。
お客様にテレビで見たとか、はたも〜らで見たとか云っていただき、午前中には完売。
楽しい時間を過ごせて、お店を開店して良かったとつくづく実感しました。
あんぱん、クリームぱん、ライ麦ぱんの3種類から始めたぱん。
しばらくは3種類で販売していたのですが、お客様に「他にないの?」と云われ、地域の方に「何かないかなあ?」と相談したら、「白あん入りが美味しいから作ってみたら」と云っていただき作った白餡ぱん。教えてくださりありがとうございました。
小豆あんぱんと区別する為にどうしょうか?
色々と考えて、白餡ぱんは「四つ葉のクローバー」をイメージして作ってみることにしました。
早速、試食していただき「美味しい」の言葉をもらったのですが、思ったような形ができずに四苦八苦していました。
そんな時に偶然にもテレビで見たのがヒントになって今の形に。
「可愛い!」とファンが増えました。良かったです。
バターロールも新たに仲間入りしました。
ちょっと大きめで甘さを抑えていますが、食事ぱんにいいんじゃないかと作ってみました。
他のぱんはあまり食べない友人もバターロールは好きみたいで、よく食べてくれます。
友人曰く「ふわふわで美味しい」との事。きっと甘いのが苦手なんでしょうね。
因みに、バターロールとライ麦ぱんは手捏ねで作っています。
もともとは手捏ねが好きで始めたパン作り。
「誰か一緒に作ってみませんか?楽しいですよ」と呼びかけたくなりました。
1周年の記念行事も予定どおり、無事に行うことができました。
ちょうど土曜日ということで9月17日に決めたのが良かったのですね。
台風を心配していたのですが雨にもあわず、地域の方々と盛り上がり、喜んでいただけて良かったです。
Facebookもブログも経験できて良かったです。
Facebookを通じて友達もできました。
本来ならば、磯で貝採り、山でつわぶき採り、畑で野菜作り、それで終わっていたかも知れない私の残りの人生。趣味のぱん作りから開店させていただき、地域の方々の支えで1年を迎える事ができて感謝です。元気と友人をいっぱいいただきました。ありがとうございます。
「美味しくて体にも優しいぱん作り」を、これからも目指して行きますのでよろしくお願いいたします。
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